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【発達障害】短所は見ない!良いところだけを見て伸ばせば大丈夫 【断言します】

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お子さんが発達障害でお悩みの方へ

子どもが発達障害で悩んでいます。理解してもらえなくて辛いです。誰にも相談できないし、正直毎日しんどいです。

こういったお悩みにお答えします。

✔️本記事の内容

・子どもの発達障害:良いところだけを見る

・発達障害であるからこその可能性

・発達障害の子の力が必要になる時代

・辛くても分かってくれる人は必ずいる

・発達障害の子を持つご家族の方へ

✔️補足

この記事を書いている私は、大学4年間特別支援について学び、小学校教員として働いた経験が4年間あります。それらの経験から発達障害に対する見方や、発達障害との付き合い方についてお伝えしていきます。

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子どもの発達障害:良いところだけを見る

短所こそが最高の原石

よく「きれい事だよ」と言われたりもしますが、子どもを4年間見てきて私が心から思うことは、「見方を変えれば短所は最高の長所になる」ということです。

・うるさい→元気

・静か→落ち着いている・冷静

・おしゃべりが止まらない→トーク力・コミュ力最強

・周りが見えない→自分に集中している

・整理整頓が苦手→きっと他のことが得意

・時間を守れない→きっと他のことが得意

こんな感じで、思いつかなかったら、「きっと他のことが得意」なんです。

これは適当ではなく、本当に他のことが得意なので大丈夫です。これについては次で説明します。

その子独自の力を探す

ある短所(一見短所に思えること)を持っている子は、実は別のことが得意であるということがかなり多いです。

以下私の経験から、よくある傾向を書いていきます。

例えばですが、

・落ち着きがない子
→時に、ものすごいエネルギーを発揮する
→なぜか友達に影響力がある

・整理整頓ができない子
→なぜかクリエイティブな子が多い
→ダイナミックな表現が得意

・行動が遅い子
→違った視点で物事を見ていることが多い
→独自性のある文章表現をする

・空気が読めない子
→まっすぐで素直
→誠実&忠実

このように、何かが不得意だと、その他のことで周りの子以上の力を発揮する場合がとても多いです。

得意でなくても大丈夫です。独自性があるところを伸ばしてあげると、その子はどんどん自分の力を発揮しやすくなります。

短所は見ない、良いところだけを見る

こんなことして大丈夫?と不安になるかもしれません。

でも、断言しますが、子どもにとって一番良い方法です。

まず、短所はとりあえず全部無視。ひたすら良い面と得意な面だけを見て、認めてあげること、伸ばしてあげることだけを考えます。

とはいえ、「友達に意地悪してしまいます」という場合、放っても置けませんよね。

そういう時には、友達と距離を取れる環境を整えてあげると良いです。

短所が発動してしまう要素をとりあえず取り除いてあげる。

学校だったら、別の部屋に移動して友達とは距離を取る。そうすると心が落ち着いてきて、友達との関わりも穏やかになってくることがあります。

短所を他の人が注意したり、直そうとしたりして、うまくいくことはほぼありません。

注意するのは、どうしても、という時だけにとどめて、見ないようにする。そして長所のみ見る。

これをやっていくと、いつの間にか、短所が目立たなくなってくるんです。

短所と長所、短所を先に直そうとしがちです。でも実は逆の方がうまくいく。

「長所を伸ばしたら短所は自然に良くなる」不思議ですが、この事例が多々あります。まさに次で説明する「ハンカチ理論」です。

ハンカチ理論

どのような理論かというと、

「床に置いてあるハンカチ。そのハンカチの、ある一点だけを掴んで引き上げてあげると、ハンカチ全体が床から持ち上がる」

といった理論です。

まさにこのようなイメージで、良いところを伸ばすことを考えていると、自然に全体が持ち上がっていく。

発達障害であるからこその可能性

発達障害の診断をもらう子どもは、教師目線からでも、才能がある、と思える子が非常に多いです。

よく聞く話だと思いますが、偉人や有名な芸術家たちの中には、発達障害だったという人が少なくありません。

・個性的な絵を描く

・自然現象への感じ方が独特

・主人公の気持ちの読解が深い

・感情表現が独特

・擬人法の表現が豊か

など、他の子とは一味違った良さをもっています。

普通の人とは違う感性をもっているから、生きにくい。納得ですよね。

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発達障害の子の力が必要になる時代

これから、決められたこと、言われたことを従順にコツコツやる力はそんなに必要ではなくなってきますよね。

もちろん時には必要ですが、決まった作業をきっちりこなすというのは、もう機械が全てやってくれる時代になると思います。いきなりとは言わずとも、徐々に。

発達障害の子の、独創的な考えや感性がこれから生かされる時代が必ず来るのでは、と思っています。

自然界の法則で言えば、弱いものは淘汰されていく仕組み。

でも、発達障害の子は減るどころか、むしろ増えているとさえ言われています。

これって、発達障害の子の遺伝子が必要だからとしか思えません。私は。

何年後か、何十年後かには、「〇〇障害」という言葉さえなくなって、「スーパー〇〇」みたいなポジティブな名前に変わっているかもしれないですよね。

なんで「障害」って呼んでたの?と皆が言う時代になっているかもしれません。

辛くても分かってくれる人は必ずいる

今近くにいる人が、我が子のことを認めてくれなくても、その子の良さを分かってくれなくても、友達が分かってくれなくても、必ずどこかに、その子を理解してくれる人がいます。

時には傷つくことを言われるかもしれませんが、その子の良いところをひたすら見続けていれば必ず光は見えます。

もし担任の先生が分かってくれなくても、学校にいる誰かは必ずその子の良さを分かってくれます。その子の良さを分かってくれる人を頼りにしてください。

そしてその子の長所が伸びてきたら、短所は自然と見えなくなります。

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発達障害の子を持つご家族の方へ

どうしてこんなに頑張っているのに、うまくいかないんだろう。学校からは電話ばかりだし…

と疲れ果ててしまうこともありますよね。

「しつけのせい」と言われてしまうこともあると思います。

でも発達障害は、しつけでどうにかなるものではありません。

無知な人、その子のことをよく知らない人の心無い一言はスルーして、嫌なことがあった日は、よく食べ、お風呂に浸かり、ゆっくり寝てください。

保護者の方が元気でいることが、子どもにとっては一番の幸せです。

私は、発達障害の子は他の子と違う才能を持っているから、理解されなくて当たり前!くらいに思っています。

どうか、みんながのびのびと生きられる世の中になりますように!

▼最後に過去に私が書いた記事を貼っておきます。
ADHDの子と関わることが多かったので、その子たちの素敵なところをたくさん書きました。


-子ども

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