頼り下手で、自分で背負いすぎてしまう人へ
「人に頼るのが苦手で、なんでも自分でやろうとしてしまいます。頼り下手と分かっているのですが、うまく頼れず、自分が苦しくなってしまうことがあります。改善する方法はありませんか?」
こういった疑問にお答えします。
✔️本記事の内容
・なんでも自分で頑張ってしまう人の特徴
・人に頼れない理由
・側から見たら大丈夫じゃない
・頼ることで相手の能力を引き出せる
・人に頼る方法まとめ
・バランスが大切
私も社会人になるまでは、かなりの頼り下手で、無意識になんでも自分でやってしまうタイプでした。
その結果、なんで私だけこんなにやっているんだろう。となることもしばしば。
知らないうちに自分で自分を追い詰めてしまっていました。
でも、このままじゃ一生大変!もっと相手や周りに頼って生きていこう!と決めたら、あっさり、生きるのがとても楽に、楽しくなったんですよね。
過去の私と同じように悩んでいる人がいるのではと思い、今回は、なんでも自分で頑張ってしまっていた私が、人に頼れるようになった方法をご紹介します。
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なんでも自分で頑張ってしまう人の特徴
・責任感が強い
・周りの期待に答えなきゃと思う
・初めは好きでやっている、しかしだんだん辛くなってくる
・断れない
・なんでも自分でできてしまう器用さがある
などなど。
一番の要因は、最後に書いた、
「なんでも自分でできてしまう器用さがある」
ということ。
やろうと思えばなんでも自分でできてしまう。
人に頼るより自分でやった方が早い or クオリティが高い。
だから人に頼らない。
そのうちに、人を頼る方法を忘れてしまう。
というか、頼れない、頼り方が分からない、頼ったことないという事態に。
私もそうでした。
人に頼れない理由
「怖い」から頼れない
何が怖いのかというと、
・人に迷惑をかけるのが怖い
・頼ったら嫌われないか怖い
など。
今これをお願いしたら、相手は迷惑なんじゃないかな、と余計なことを考えてしまう。
それだったら自分でやろうと思ってしまう。
でもそこで考えたいのは、
「本当に迷惑なのか?」ということ。
自分に置き換えて考えると、そうでもないのではと思えてくるんですよね。
頼られる側の立場になって考えると分かりやすいのですが、仕事をし始めた時や慣れてきた頃のことを思い出すと、「ねえ、これ分かる?」と相談されたときや、「これどう思う?」と意見を求められたとき、嬉しくありませんでしたか?
私は嬉しかったです。
少しは頼りにされてるのかな、と感じる瞬間というか。多すぎると自分の仕事が進まなくなりますが。
頼りにされると、たぶん人間は嬉しい生き物。
完璧を求めすぎて頼れない
「人にやってもらうより自分でやった方が思い通りになるし、早いし、指示もしなくていいし、楽。何より修正しうてもらうのとか申し訳ない。」
とか考えてしまって頼れない。
例えば、家事をやるにしても、その人のルールみたいなのがありますよね。洗濯の干し方だったら、綺麗にピシって干してほしいとか。
完璧を求めると頼れませんが、まあ乾けばいいかと、完璧を求めない。
しかし一度頼ってみると、案外色々な発見があるもので、自分がやるよりクオリティが高いことや、面白いものが出来上がることがあって、相手の新たな才能を見つけられることもあります。
おおらかな気持ちを持ちつつ、まずはとりあえず「頼ってもいいんだ」という気持ちをもつことで、気持ちが軽くなるかもしれません。
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側から見たら大丈夫じゃない
働き出した頃、重い荷物を持っていて、「持ってあげようか?」と言われて手伝ってもらうことだけでも、申し訳ないなと思って「大丈夫です」とよく断っていました。
でも、大丈夫じゃなさそうだから、見兼ねて声をかけてくれているんですよね。(笑)
だから一人で頑張っている方がおそらく痛々しい。
だから、手伝うよと言われた時は、意地を張って一人で頑張るのではなく、素直に受け入れて頼ってみるのも良い練習になります。
自分からお願いするのがハードルが高ければ、声をかけてもらった時は頼るようにする。
頼ることで相手の能力を引き出せる
頼るのが怖かった頃は、分らなかったのですが、人に頼るということは、その人の能力を引き出すことだと気付いたんです。
何かをお願いしてやってもらう→相手に感謝する→相手も嬉しい
相手が自分の力を発揮できる場が増えるんです。
しかも感謝されて嬉しい。
頼ることは全然悪いことじゃなかった。
むしろ、人間関係も円滑になるし。
って頼り下手だった私は社会人になって初めて分かりました。
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人に頼る方法まとめ
・相手の得意なことを頼る
・できない自分にOKを出す
・完璧を求めすぎない
そんなこと言っても頼るのは難しいという人へ。
そんな方は、
一番目に書きましたが、”相手の得意なことを見つけて頼る”
ということからやってみてください。
こちらはやってもらって助かるし、相手は自分の得意なことで助けられる。
お互いにメリット満載で、喜んでやってくれる場合が多いです。
その代わりに自分が得意なことで相手を助ける。
こう思ってたら、人に頼りやすくなりませんか?
そして、お礼をしっかり伝える。
バランスが大切
なんでも頼ればいいというわけではなく、自分の力量を見誤らないで、自分ができないところや苦手なところを頼る。
そして逆に自分の得意なことで相手を助けてあげる。
結局、自分や相手のことをよく知ることが大切ですね。
最後に、なんでも頑張ってしまう人へ、たまには人に頼っても大丈夫です。
意外と世界は優しかったりします。