「なんとなくテフロン加工・フッ素加工のフライパンを使っています。そろそろ鍋やフライパンを買い換えようと思っているんですが…。色々あってよく分からないんですけど、何かおすすめはありますか?」
こういった疑問にお答えします。
✔️本記事の内容
・【悲報】焦げ付かないテフロン加工の鍋フライパンは有害性あり
・アルミは微妙
・ステンレスは吟味すればOK
・土鍋は産地に注意
・鉄鍋が良いのでは
・おすすめの鉄鍋&鉄フライパン
・味噌汁は鉄鍋で作れない
・おすすめ鍋とフライパンまとめ
こんにちは!かなえです。
めんどくさいことはできるだけ避けたい派ですが、食べるものには少し気を使います。
鍋&フライパン選びも相当悩みました。
料理は簡単なものをささっと作るくらいなんですがね…。
ちょっと怖いタイトルつけてすみません。
1年前にお鍋とフライパンを買う機会があったんですけど、この加工は有害物質出るとか、この素材はダメとか、もうどれ買ったらいいのよ…
って感じで結構困っていて、その時は調べるのも嫌になりました(笑)
鍋とかフライパンについて調べる中で自分でも知らないことがたくさんあったので、選ぶときのポイントと、私が行き着いたベストオブ鍋をみなさんにシェアします。
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【悲報】焦げ付かないテフロン加工の鍋フライパンは有害性あり
テフロンとは?
テフロンとは鍋やフライパンに焦げつき防止としてされているコーティングのこと。
ちなみに、
テフロン加工=フッ素加工
同じ意味です。(テフロンはデュポン社の商標なだけ)
ちなみに、ダイヤモンド加工というのはフッ素加工の中にダイヤモンドの粒子を混ぜたもの。
マーブルコートというのも、マーブル(大理石)の粉をフッ素に混ぜたもの。
ということは、
テフロン加工=フッ素加工(ダイヤモンド加工・マーブル加工)
っていう関係性になり、全て今回の悲報に当てはまるという悲報。
正しく使えば問題ない
そう、テフロンは”正しく”使いさえすれば問題ないのです。
でもその”正しく”が意外と難しい。
①空焚きNG
②強火NG
神奈川県が実験してくれているので見てみましょう。
神奈川県の空焚きの実験
実験内容はこちら
フライパンのフッ素塗膜についてどれだけの高温に耐えられるか、またガスが発生するか、発生するとすればどのようなガスなのかを調査しました。
フッ素樹脂加工したフライパンのテスト
結果は、
(2)カセットコンロによりフライパンを加熱すると5分で370℃に達し、フッ素樹脂塗膜は 400℃を超えると熱分解が起こりました。
フッ素樹脂加工したフライパンのテスト
(3)フライパンの空焚きによって423℃でガスの発生が認められました。ガスの発生は目視では感知できないことが判明しました。
で、このガスが有害であるというわけです。
ちなみにこの実験で使われたフライパンの注意事項は以下の通りです。
注意表示内容
●空焚きは絶対にしないでください。フッ素樹脂塗膜の損傷、取っ手の損傷、本体の変形や溶解等によるやけどや火災の原因となります。なお調理前に予熱する場合は中火で1分以内にしてください。
●熱した本体に冷水をかける等急激な温度変化を与えないで下さい。変形の原因となります。
●火力を中火以下でご使用になるとフッ素樹脂塗膜が長持ちします。
フッ素樹脂加工したフライパンのテスト
焦げ付かないのは良いのですが、繊細すぎて私には向いてない…
予熱1分以上しちゃいそうだし、強火も使っちゃうと思う…
じゃあ何がいいのってなりますよね。
とにかく加工していないものが良さそう。
テフロン(フッ素)加工以外によくある加工を説明しておきます。
セラミック加工とは
セラミックとは、石や粘土、金属、シリコンなど様々な素材を指す総称だそうで、何が使われているかを特定するのは難しいそうです。
うーん。なんかスッキリしませんね。
買う気になれない…
ますます加工していないものが良さそう。
でも、加工してないフライパンなんて見たことないんですけど。
アルミ鍋、ステンレス鍋、鉄鍋くらいですよね。
あ、土鍋もあった。
とにかく、
加工する前のもの元の素材が大事そう。
見ていきましょう。
アルミは微妙
風評被害との意見もあるものの、アルミニウムとアルツハイマーとの関わりが指摘されていました。
各国でアルミニウムとアルツハイマーの研究がなされていて、全く関係ないという人もいますが、依然としてはっきりとした決着はついていないようです。
海草などにも含まれていますし、体内に入っても99%排出されるようなので、問題はないという意見が多いようです。
私の意見としては、妥協しないでアルミより良いフライパンがあればそっちを使いたいのが本音。
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ステンレスは吟味すればOK
ステンレスは熱伝導が悪いため、鉄やアルミの層なども入っている場合が多いそう。
ということは、またアルミが入っている。
でも一番上の層がアルミでなければ大丈夫そうですね。
土鍋は産地に注意
安すぎるものはちょっと疑ったほうが良さそうです。
理由は、おそらく使われている土が安いから。
土の成分が溶け出すこともあるので、どこの土か分からない土鍋を使うのはちょっと怖いかなと思います。
信頼できる産地のものを選びましょう。私だったらそうします。
MADE IN JAPANでも、土の産地は日本じゃないとかもありますので、リサーチ必須です。
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鉄鍋が良いのでは
私が調べた中で最良が鉄鍋でした。一番変なガスが出ないらしい。
▼実際使って1年になる鉄鍋・鉄フライパンたちです。
実際に鉄鍋を使ってみてよかったこと5つ
初めは有毒ガスが出ないという理由で購入しましたが、使ってみると良いところがたくさんありました。
①強火でもへっちゃら
強火で使っても、高温になってもびくともしませんので、のびのび料理できるのが嬉しい。
②ずっと使える
加工が禿げる、鍋に傷がついてダメになるということがないので、半永久的な相棒になります。
③使えば使うほど使いやすくなる
油がどんどんなじむので、焦げ付かなくなって次第に使いやすくなってきます。
④ゴシゴシ洗える
何も加工していないので、コーティング剥がれるとか気にする必要なし。とにかく頑丈です。
⑤鉄分も取れるらしい
鉄鍋から鉄分が溶け出すので、不足しがちと言われる鉄を料理と一緒に摂取できるというお得なメリットありです。
鉄鍋の注意点2つ
①最初は焦げ付く
もう、最初は油ならしといって、鍋に油を馴染ませるのですが、手間がかかります。
育てる鍋と言われるだけあって、手間のかかる子。
だから最初は焦げつきますが、次第にするする料理できるようになっていきますので大丈夫。
▼使い方についてはこちらの記事をどうぞ。
②重い
重いですが、あの中華料理のチャーハン巧みに作る人みたいなことやらなければ問題なく使えます。
中華料理マンチャーハンやると手首いかれてしまいそうなのでご注意。
味噌汁は鉄鍋で作れない
鉄鍋で汁物作ると鉄が溶け出しすぎて、鉄汁になるのでやめたほうが良いです。
鉄臭すぎる…
私の調査の結果からだと、ステンレス鍋が良さそうですね。
一番上の層がアルミではなくステンレスになっているものを選んでくださいね。
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おすすめの鉄鍋&鉄フライパン
鉄鍋・鉄フライパンって言ってもまた色々あるんですよね。
まあ一生使うものだしってことで、私は日本の職人さんが作っているものがいいなと思って選んだものが、
極(きわめ)と匠(たくみ)
です。いかにもすごそうな、張り合っているかのような名前。
両方持ってます!
大きな違いは、重さと値段です。あと見た目。
どちらもIHに対応しています!
匠 シリーズ
匠シリーズは、安い!特にプライム会員の方激安ですね…
ただリバーライト極よりはちょっと重いです。
↓匠フライパン
リバーライト極ジャパン シリーズ
値段は高いけれど、軽いのが特徴。そして何より美しいです…。
私は卵焼きフライパンはリバーライトを使っています。
↓フライパン
↓卵焼きフライパン
蓋はサイズが合っていればOK
持つところが熱くならないものがおすすめです。
オイルポット必須
なぜかって油ならしをするからです。ないと鉄鍋使えない…
気分的にフッ素加工のものはやめておく(笑)まあそんなにオイルポット高温にならないので大丈夫ですがね。
↓これ可愛いですね!琺瑯です。
オイルポットで可愛いのなかなかないんですよね。
今私もダサいの使っています…(笑)
おすすめ鍋とフライパンまとめ
・テフロン加工=フッ素加工は、空焚きなど高温になることで有毒ガスが出ることがある
・ダイヤモンド加工&マーブル加工もテフロン(フッ素)加工と同じこと
・テフロン(フッ素)加工も使い方を守れば大丈夫
・有毒ガスの心配がないのが鉄鍋
・鉄鍋は最初は手間もかかるがメリットも多い
・汁物は鉄鍋以外を使おう
ではでは!素敵なフライパンライフを!
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